AGARAKiiLifeみかんKiiSearch

復興願いサクラ植樹 大水害被災の田辺市伏菟野地区

 2011年9月の紀伊半島大水害で大規模な土砂崩れが発生し、5人が犠牲になった和歌山県田辺市伏菟野の災害現場で11日、地域住民らが復興を願ってサクラやモミジ155本を植樹した。

 現場をサクラとモミジの名所にしようと、住民らでつくる「伏菟野の明日を考える会」(会長=宮永昌幸区長)などが2014年から年に1回、植樹している。

 この日は地域住民と田辺ロータリークラブのメンバー合わせて約50人が参加し、サクラ100本、シダレザクラ5本、モミジ50本の苗木を植えた。同クラブは120万円の寄付もした。

 参加者は事前に掘ってあった穴に、高さ2〜3メートルのサクラの若木を植え、シカに食べられないようネットを巻き付けた。強風が吹き付け冷え込む中でも、額に汗をにじませて作業した。

 伏菟野地区では、紀伊半島大水害で、山の深層崩壊が起き、斜面が長さ約500メートル、最大幅約120メートルにわたって崩れた。復旧工事は15年3月までかかった。

 災害現場に植えたサクラは今回も合わせ約300本。昨春開花した木もあり、今年はさらに多く開花する見通し。


写真【災害現場にサクラを植樹する伏菟野地区住民と田辺ロータリークラブのメンバー(11日、和歌山県田辺市伏菟野で)】

更新)