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創立60周年祝う 紀州田辺梅干協同組合

 和歌山県田辺・西牟婁の梅干し製造業者でつくる紀州田辺梅干協同組合の創立60周年記念祝賀会が9日、田辺市内のホテルであった。組合員や来賓ら約70人が、創立からこれまでの歴史を振り返りながら「還暦」の節目を祝った。

 同組合は1957年に設立された。資材の調達や資金融資、製造技術などの勉強会、PR活動を実施。梅供養は66年から続けている。県漬物組合連合会の「梅干しで元気キャンペーン」では、組合員が小学校に出向き梅干しの提供と出張授業をしている。

 式典で中田吉昭理事長は「生産農家と加工業者との分業、連携による梅干し産業として伝承されてきた梅栽培と梅干しづくりの技術を未来へ伝えていかなければいけない」などとあいさつ。梅産業と地域産業のさらなる発展に向け決意を新たにした。

 紀州産の梅は全国の約6割を生産している。しかし、生産者の高齢化と後継者の減少、人手不足、梅畑の獣害など課題は多く、農家や加工業者らは今後の取り組みに危機感を強めている。


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