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草創1300年記念し大法要 西国三十三所、特別拝観も

 日本最古の巡礼の道とされる「西国三十三所」が今年、草創1300年を迎えた。和歌山県那智勝浦町の那智山青岸渡寺から始まる観音菩薩(ぼさつ)を巡る旅路で、記念事業は2016年から始まり、今年は大法要や特別散華の授与が企画されている。昨年に続き特別拝観や特別印の授与などもある。

 大法要は4月15日に長谷寺(奈良県桜井市)で、33寺院の僧侶が集まって営まれる。同日は「日本巡礼文化の日」で、「良いご縁」の語呂合わせで昨年、日本記念日協会が制定した。各寺院では、納経した参拝者に共通デザインの滴の形をした特別散華を先着千人ずつ授与する。

 特別拝観は各寺院で企画しており、青岸渡寺では3月24日〜5月7日、経塚から出土した国指定重要文化財で普段は非公開の観音菩薩立像など5点を本堂内に展示する。

 紀三井寺(和歌山市)では3月24日〜4月8日の毎日と4月14日〜5月6日の土日曜や祝日に本堂内陣特別公開、粉河寺(紀の川市)では3月24日〜5月6日に薬師堂本尊の開帳をする。

 特別印は、草創記念で各寺院が独自に作った朱印で、納経帳や朱印帳に押印する。昨年1月から始まり、20年まで続ける。青岸渡寺は三重塔と那智の滝、紀三井寺は本堂と桜、粉河寺は本尊の化身「童男さん」の図柄。


写真【第1番札所の那智山青岸渡寺。現在の本堂は天正18(1590)年に再建された建造物で、国指定の重要文化財=和歌山県那智勝浦町で】

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