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観光スポットの認知度に課題 白浜の動態調査まとまる

 和歌山県白浜町のDMO白浜設立準備協議会は、初めて実施した観光動態調査の結果を明らかにした。各観光スポットを「知らない」という人が多く、周遊する場所数は少ないということなどが分かった。協議会では調査結果を基に、より効果的な宣伝や目的づくりに取り組む方針。

 協議会は、旅行雑誌「じゃらん」を発行する「リクルートライフスタイル」(東京都千代田区)に調査を委託。同社は、年代や地域などを分けた上で約千人にインターネットでアンケートをしたほか、携帯電話の位置情報サービスから来訪者約5千人の動きを調べた。個人を特定できる情報は含んでいない。アンケートは昨年8月、動きの調査は2016年12月〜昨年2月にした。

 観光スポットの認知度を聞く質問では、白良浜や円月島、町営浴場「崎の湯」など、地元ではよく知られた場所でも「知らない」という人が全体の半数前後いた。花火大会や「熊野水軍埋蔵金探し」などの催しも認知度は低かった。こうした傾向は首都圏で強かった。一方で「モチガツオ」や「クエ」など、食事関連に対する興味は高かった。

 景勝地も多い白浜町だが、周遊する場所の調査では、平均が1・48カ所と少なかった。「アドベンチャーワールド」と「とれとれ市場」を訪れる人が突出して多かった。

 今回の調査では、逆に「強み」といえそうな点も分かった。来訪者の半数以上が町内で宿泊しているほか、白浜町が魅力的だったから旅行先に選んだという傾向が関西圏で強いことも判明した。


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