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短冊流し繁栄願う 熊野那智大社で紅葉祭

 和歌山県那智勝浦町那智山の熊野那智大社(男成洋三宮司)は14日、和歌をしたためた短冊を流す紅葉祭を営んだ。

 紅葉祭は平安時代の986年、花山法皇が那智山二の滝付近で「千日行」をした際、秋の陽に映える紅葉をめでて歌を詠み、短冊を小枝に結んで滝に流したという故事にちなんだ神事。

 この日はあいにくの雨空だったが、本社と別宮の飛瀧神社で神事をした後、「文覚の滝」の前から男成宮司ら神職、みこ、平安衣装を着た女性が赤や黄、青など色とりどりの短冊を流した。

 男成宮司は「氏子の皆さんや那智山のますますの繁栄、国民の皆さん方の幸せを祈る祭であり、短冊にしたためた熊野を詠んだ和歌を一首ずつ詠み上げながら、祈りを込めてお流しした」と話した。


【和歌がしたためられた短冊を流す男成洋三宮司(右から2人目)ら=14日、和歌山県那智勝浦町で】

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