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刈った稲を天日干し 田辺市龍神村で「大さがり」

 和歌山県田辺市龍神村龍神の農業、上森力さん(77)は12日までに、刈った稲を「大さがり」と呼ばれる丸太で組んだ稲掛けに干す作業をした。

 大さがりは幅約18メートル、高さ約4・5メートル。支柱を含めて29本の棒を縦と横に組み合わせて作っている。9段に分けて稲を干して乾燥させる。上森さんによると53年続けているという。

 作業は10日から始め、上森さんの妻の雅佐子さん(79)と、近所に住む上森とも子さん(69)も手伝い、束にした稲を手際よく次々に掛けていった。上段部は、はしごを使った。

 稲はキヌムスメという品種。今年は豊作で収穫した米は自家消費し、県内外に住む子どもたちに送るという。

 上森さんは「田んぼの周りにネットを張ったので、イノシシなどの獣害はなかった。天日で乾燥させると米の味がよくなる。干す期間は約1カ月間を予定している。高齢になってきたが続ける意欲は満々」と話している。

写真【稲を掛ける作業をする上森力さん(右)ら=12日、和歌山県田辺市龍神村龍神で】

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