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山里に笑い響く 田辺市中辺路町で上方落語寄席

 上方落語の寄席「第1回くまの楽笑寄席」が9日、和歌山県田辺市中辺路町西谷の公民館であった。実力派の桂一蝶さんと桂文華さんが出演。約100人が来場し、満員となった会場に笑いを響かせた。

 熊野古道沿いで文化活動をする非営利団体「くまの里山倶楽部」(赤木加津也代表)が「一級の芸術に触れ、新たな文化を定着させたい」と企画。チケット作成から会場の設営まで手作りした。中辺路中学校の生徒も座布団や出演者名を書いためくりを返す手伝いをした。

 一蝶さん、文華さんとも2席を披露。一蝶さんは「落語は会場と一体になって進める。テレビでは味わえないライブ感が魅力」と話す。会場を見渡し、年齢層や反応を見ながら、認知症や夫婦の考え方の違いなど身近な題材で次々笑いを誘った。

 文華さんは「落語はお客さんの想像力で笑いが生まれる」と説明。うどんをすする軽妙な動きやメリハリの効いた表現で笑わせた。


写真【巧みな話芸で会場を沸かせる桂一蝶さん(和歌山県田辺市中辺路町西谷で)】

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