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耕作放棄地活用しニンニク栽培 古座川の生産組合

 2011年の紀伊半島大水害で増えた耕作放棄地の対策として、鳥獣による被害が少ないニンニクの栽培を進めている和歌山県古座川町で、今年も植え付けが始まっている。

 生産者でつくる「古座川にんにく生産組合」(羽山一夫組合長)が栽培を始め、種を増やし続けて、14年ごろから出荷もするようになった。栽培は7年目。

 同町高池で「羽山農産」を経営している羽山組合長(58)は現在、同町潤野や大柳などにある計400アールの畑で栽培。生の状態で10アール当たり約600キロを収穫し、水分を飛ばした乾燥ニンニクや、熟成させて糖度が増す「黒にんにく」として、近隣町や関西圏のスーパーマーケットで販売している。

 植え付け作業は1日から始める予定だったが、天候不良で4日から始めた。羽山組合長は1日から機械で畝を作り、マルチシートを張る作業を進めてきた。5日は町内の女性8人が作業を手伝い、籠いっぱいに入れた種イモを畝の端から順にマルチシートに開いた穴に植え付けた。作業は10月いっぱい続くという。

 羽山組合長は「冬に雨が降ると病気が多くなるから、晴れてほしい。年がたつごとに土質が良くなってきたので、天候にもよるが、今後は収穫が期待できる」と話している。


写真【ニンニクの種イモを植え付ける女性(和歌山県古座川町潤野で)】

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