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秋風吹く紀南、タチウオの季節 ウキ釣りも根強い人気

 秋風吹く紀南地方にタチウオ釣りの季節がやって来た。釣り人らは「冷え込みとともにサイズが大きくなり、量も増えてくるだろう」と期待している。ルアーやテンヤで狙う人が多いが、キビナゴを餌にした一般的なウキ釣りも根強い人気がある。

 田辺市内の釣具店によると、今までテンヤといえばゴム製のドジョウを針金でくくり付けていたが、最近は生餌のキビナゴを取り付けているという。基本的には針金で巻き付けるが、ワンタッチで固定できるタイプも売られている。もちろん、普通のミノーやジグ、ワーム(ソフトルアー)でも釣れる。

 道糸はPEライン1号前後、ナイロンなら2〜3号。鋭い歯に対応するため、どちらもワイヤリーダーを付ける。ルアー近くにケミカルライトを付けると効果的だ。

 ウキ釣りは、市販の2本針を使う人が多い。ハリスの上にケミカルライトを付ける。キビナゴの頭と胴の部分に針を掛けて投入して当たりを待つだけ。タチウオは針に乗るまで時間がかかるため、ウキが沈んでから一息つくぐらいで合わせる。キビナゴがない時は、小さなイワシやアジなど他の魚でも代用できる。

 タチウオといえば塩焼きや煮付けだが、大きければ刺し身も楽しめる。小さなものは背越がおすすめ。(海)


写真【ルアーで釣り上げられたタチウオ(田辺市の文里湾で)】

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