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「重いランドセル」

 毎朝、近所を散歩していると通学途中の小学生に出会う。楽しそうに友達と会話しながら登校する姿を見ると、それだけで一日の始まりが気持ちいい。

 ▼この時季には水泳の授業があり、ランドセルを背負い、水着が入った手提げ袋を持った子が多い。たまに両手に荷物を抱えて登校している子もいる。学校まで30分程度。荷物の重さは分からないが、身体の小さな子は大変そうだ。

 ▼先日、テレビのニュース番組でランドセルの中身が重くなり、肩こりや腰痛を患う小学生が増えていると報じられていた。重くなった原因は、教科書のページ増と大型化。それに教科によっては資料集や副読本などが付き、以前よりも持参する教材が多くなっているという。ランドセル自体の軽量化は進んでいるが、逆にたくさん詰められるようにもなっている。

 ▼ランドセルメーカー「セイバン」(本社・兵庫県たつの市)が、小学生を持つ保護者約2千人を対象にした調査によると、1週間のうちランドセルが最も重い日は、ランドセルの重さも含めて平均約6キロだった。他の持ち物を含め、最大で10キロ近い重量があったという報道もある。小学生の娘を持つ職場の女性に尋ねると「びっくりするほど重い」と共感する。

 ▼すでに、曜日を決めたり管理態勢を整えたりして教科書を置いて帰る「置き勉」を認める学校も出始めている。成長期の身体に影響を及ぼす問題であり、対応が求められる。 (河)


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