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「故郷に寄せて」

 先週末、大阪で「南紀人材交流センター」の懇親会が開かれた。本紙に連載中の「故郷への便り」に原稿を寄せてくださっている方々の懇親会である。日頃、お世話になっていることへのお礼も兼ねて出席させていただいた。

 ▼出席者は17人。初めて顔を合わせる方もあったが、原稿のやりとりを通じて名前と顔は一致する。これまでに執筆していただいた随想のことなどを話題に、初対面の方々とも親しく話をさせていただいた。

 ▼会のメンバーは、それぞれ郷里を出て東京や大阪、あるいは海外で活躍されてきた人たちである。大学教授、研究者として名を挙げられた方もいるし、商社や銀行などに勤め、退職後は社会貢献事業に突き進んでおられる方もいる。病院長も有名なビールの開発者に名を連ねた人もいる。

 ▼そういう人たちが交代で執筆されているのが本紙「故郷への便り」。2003年1月から始まった週に1度の連載で、今週末に700回を数える。この「長寿連載」を無償で担当し、郷里の読者にそれぞれ専門の立場から知識を還元し続けてこられた方々には、感謝の言葉しかない。

 ▼けれども、この会の本来の目的は、講演会や勉強会などを通じて知識と経験を故郷の人たちに還元し、奉仕することにある。それを再確認し、新たな出発を期して頑張ろうという会合でもあった。還暦を過ぎた先生方の元気と、故郷を愛する言葉の数々に励まされた一日だった。 (石)


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