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「イチロー選手」

 大リーグ・マーリンズからフリーエージェントになっていたイチロー外野手が古巣のマリナーズに復帰することが決まった。オリックス時代からのファンの一人として大いに喜び、今季の活躍を心から祈っている。

 ▼イチロー選手は44歳。今季もメジャーリーグの現役最年長野手となる。しかし、オリックス時代から20年以上、彼の取材を続け『イチローの流儀』(新潮社)という著書もある小西慶三さんは「野球にかける情熱と練習の密度、その集中力の高さは現役の誰にも負けていない」と断言する。

 ▼その裏付けとなる話を今年1月、食事を共にした小西さんが教えてくれた。一つはこの冬、神戸市内で練習を共にしていた阪神の主力選手とキャッチボール中、イチロー選手の投げたボールが相手のグラブを突き破ったこと。もう一つは専属の打撃投手が投げる球を次々とスタンドに放り込んでいるという話だ。ともに投打ともに全くパワーが衰えていないことを証明している。

 ▼それを支えているのが彼が日課としている宿舎でのトレーニング。ホテルに専用の機器を持ち込み、日々規則正しく体を鍛え、柔軟性を養っているそうだ。そういう努力があるから日本で9年、大リーグで17年、超一流選手として活躍できているのだろう。

 ▼アメリカだけで3080安打、日米通算では4358安打。古巣のシアトルに戻って、この記録をどこまで伸ばすのか。楽しみでならない。 (石)


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