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「立冬」

 7日は立冬。生活のさまざまな場面に冬の気配が訪れる季節である。朝夕の気温が日に日に下がり、下着も冬支度。日照時間も短くなる。7日の日の入りは午後5時2分。1カ月前に比べて30分以上も早くなった。

 ▼高い山から始まった紅葉前線も里近くまで降りてきた。イチョウは黄色に、カエデやナンキンハゼは赤く色づき始めた。今年は10月に襲来した2度の台風で痛めつけられた樹木が多いが、それでもたくましく命の営みを続けている。

 ▼昨日の本紙には、熊野高校の生徒が育てたポインセチアが赤く色づき、7日から販売するという記事。これが出回り始めると、クリスマスも近い。田辺の市街地では、すでに電飾を取り付けている店もある。

 ▼外気が冷たくなってくると、農産物がおいしくなってくる。温州ミカンは日に日に甘みを増し、富有柿も味わいが深くなってきた。九度山町など紀ノ川筋が産地として知られているが、田辺市やその周辺の農家が自家用に栽培した柿もよく熟しておいしい。

 ▼この季節に欠かせないのがサツマイモ。収穫されたばかりのを買い込み、レンジでしばらく温めれば、手軽に焼き芋ができる。やけどしそうに熱いのを頬張ると、口中に甘みが広がる。これまた食べ過ぎには要注意。

 ▼暑過ぎず寒過ぎずの気候は快適。日課にしている散歩の時間もついつい予定を超える。しかし、にじみ出る汗が心地よい。四季のある気候に乾杯である。(石)



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