和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年06月04日(火)

「魔法のフライパンII」 6月より全国発売を開始 遠赤外線放射率80%超 炭火と同等・鉄の10倍 うまいには科学的理由があった

錦見鋳造株式会社
炭火と同等、鉄の10倍以上の遠赤外線放射率で、料理が <旨く> <上手く> <美味く> なる


「魔法のフライパンII」で焼き上げた、厚みのあるステーキ
30万個以上を売り上げたロングセラー商品「魔法のフライパン」を製造・販売している、錦見鋳造株式会社(本社:愛知県名古屋市港区、代表:錦見 泰郎 にしきみ やすお)は、2024年6月より、遠赤外線放射率80%超えの「魔法のフライパンII」を自社ECサイト「mahoucook(マホウクック)」、及び株式会社ハンズ各店舗にて全国発売を開始いたします。
炭火と同等、鉄の10倍以上の遠赤外線放射率で料理が <旨く> <上手く> <美味く> なります。
フライパン3サイズに加えて、様々なシーンで活用可能な玉子焼き器もご用意しています。【URL】 https://www.mahoucook.jp/ (mahoucook)
フライパンで味が変わるのには、科学的な理由があった!炭火と同等、鉄の10倍以上の遠赤外線放射率

「魔法のフライパンII」は手早く美味しく料理を仕上げることができます。通常、一般的な金属からは遠赤外線はほとんど放射されないと考えられていました。「魔法のフライパンII」を測定したところ、なんと放射率は80%超え。鉄の6~8%に比べると、10倍以上の放射率が確認できました。この数値は炭火と同等です。
遠赤外線効果で、中まで早く火が通り、ふっくら美味しく焼き上がることの理由が、科学的に証明されました。

遠赤外線放射率測定データ
魔法のフライパンIIの遠赤外線放射率測定グラフ
予約1,000個の玉子焼き器の量産に大失敗するも、4,000万円以上を費やし、10年かけて新たな技術を確立


10年かけて完成した「魔法の玉子焼き器」
過去、2013年に新商品として「魔法の玉子焼き器」の発売を発表し、1,000個を超えるご予約を承りました。
四角い形状の玉子焼き器は、表面を均一に研磨することが難しいため、1億円をかけて投入した金型鋳造での生産を計画。金型で生産した商品は、砂型と違い表面に凹凸が全くないため、研磨も不要。試作の段階では、仕上がり具合も良好。意気揚々と発売日に向けて量産化に進んだところ、なんと量産化に大失敗。
ご予約のお客様から届く、多数の厳しいお叱りの声。
そこから来る日も来る日も、「改良→テスト→失敗」の繰り返し。
しかし、一歩一歩前進はすれども完成には至らず、志半ばで金型鋳造を断念。
2019年に砂型を用いる方法へ転換を決め、もう一度製品化にチャレンジ。金型と違い形を作ることは簡単でしたが、今度は表面の凹凸をどれだけなくせるかの改良に明け暮れる日々。さらに4年の歳月をかけ、2023年1月に量産化に成功。
受注開始から約10年、型の改造は140回、4,000万円以上を費やしました。
キッチンスタジオでのテストから発見した新機能さらにうまく、使いやすくなった、「魔法のフライパンII」が誕生
出来上がった玉子焼き器を、名古屋市栄の直営店「mahoucook(マホウクック)」に併設されているキッチンスタジオに持ち込み調理テストを行ったところ、出来上がった玉子焼きは予想通りふっくらふわふわの焼き上がりに。
さらに、卵以外の様々な食材をテストしたところ、表面に残した凹凸と、高温での焼き入れ処理で、フッ素なしでも格段に焦げ付きにくくなった事実を発見。他社の鉄製フライパンと、同時に溶けるチーズを全面に敷き詰め焼いてみたところ、鉄製にはチーズがガチガチに焼きつき、金たわしで取るのも一苦労。一方、魔法の玉子焼き器は焼き上がったチーズがペラッと綺麗に剥がれました。
この新機能を追加した、「魔法のフライパンII」への生産に取り組みました。



焼き上がったチーズは、フッ素なしでもペラッと綺麗に剥がれる
今までとは明らかに違う焼き上がりに注目その秘密は、遠赤外線放射率だった
「魔法のフライパンII」の試作も完成し、調理テストをしたところ、ハンバーグがふっくらパンパン、しかも蓋なしで焼けることが判明。
キッチンスタジオで調理を担当するマネージャーは、今までの魔法のフライパンとは明らかに焼き上がりが違うと感じました。
その鍵は遠赤外線にあるのではないかと考え、あいち産業科学技術総合センター 産業技術センター常滑窯業試験場 材料開発室に試験片を持ち込み、遠赤外線放射率の測定を依頼。
一般的な鉄の放射率6~8%を大きく上回る、80%超えを計測。測定機関の方も、驚愕する数値が出ました。
遠赤外線が料理に及ぼす効果は、下記のようなものが上げられます。

遠赤外線が料理に及ぼすと言われている効果また、遠赤外線放射率が高いということは、フライパン表面から伝わる熱以外にも、包み込むような熱で食材の中心部にも火が通りやすくなるということです。
そのため、ハンバーグや分厚いステーキも、旨味をしっかり閉じ込めて美味しく焼き上げることができるのです。
<上手く><美味く><旨く>焼けるフライパンには、科学的理由がありました。



朝食向きの20cm、標準サイズの25cm、飲食店様にも好評な30cm 様々なシーンに対応する3サイズをご用意
■ 魔法のフライパンII サイズ:20cm/8インチ 価格:11,000円(税込)
1人分の調理に最適なサイズ。朝食の卵料理やソーセージの温めに最適です。
■ 魔法のフライパンII サイズ:25cm/10インチ 価格:14,300円(税込)
3~4人用に最適な標準サイズ。片手で持てる軽さです。
■ 魔法のフライパンII サイズ:30cm/12インチ 価格:19,800円(税込)
5~6人の大家族にぴったりのサイズ。飲食店様にも好評です。

魔法のフライパンII 製品写真
3サイズを展開
※ 「魔法のフライパン」「魔法の玉子焼き器」「mahoucook」は、錦見鋳造株式会社の登録商標です。
錦見鋳造株式会社について
1960年創業の鋳物製造会社。
強みである精密鋳造技術を活かし、40社近い企業から発注を請ける下請けとして順調に成長を遂げるも、バブル経済の崩壊とともに仕事が激減。追い打ちをかけるような値下げ交渉の際に言われた「嫌ならやらなくていい。おたくの代わりはいくらでもいる。」の一言をきっかけに、自社商品の開発に着手。
そこから10年かけて、板厚1.5mm、女性でも片手で持てる鋳物フライパン「魔法のフライパン」を完成。自社ECサイトで販売を始めると、「料理が美味しくなるフライパン」として全国的ヒット商品となった。
今年で発売から21年、累計販売個数30万個以上のロングセラー商品となっている。

【会社概要】
社名:錦見鋳造株式会社(にしきみちゅうぞう)
事業所所在地:三重県桑名郡木曽岬町栄262番地
代表取締役:錦見 泰郎(にしきみ やすお)
設立: 1989年9月1日(創業1960年)
事業内容: 銑鉄鋳物製造業。魔法のフライパン・北京鍋・玉子焼き器を自社にて製造、自社ECサイトおよび名古屋栄の直営店にて販売。
HP:https://www.nisikimi.co.jp/ 錦見鋳造株式会社
https://www.mahoucook.jp/  直営店 mahoucook (マホウクック)

錦見鋳造株式会社 木曽岬工場
直営店 mahoucook 店内
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