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2024年05月20日(月)

スキマスイッチ、最新の音響システムでファンと“合奏” 展望広がり「いつか1万人オーケストラとかもやってみたい」

ファンと“合奏”をしたスキマスイッチ(左から)大橋卓弥、 常田真太郎 (C)ORICON NewS inc.
ファンと“合奏”をしたスキマスイッチ(左から)大橋卓弥、 常田真太郎 (C)ORICON NewS inc.
 男性2人組ユニット・スキマスイッチ(大橋卓弥、常田真太郎)が9日、東京・銀座のヤマハホールで行われた『YAMAHA MUSIC SCHOOL×スキマスイッチ SYNC-BEAT CONCERT』に参加。ファン200人の前でトークやライブパフォーマンスを行った。

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 本コンサートは、ヤマハ音楽振興会の音楽教室事業「ヤマハ音楽教室」が今年で70周年を迎えたことを記念し、『楽器を始めたばかりの人も、腕自慢の人も、音楽を愛するたくさんの人々が音楽でひとつになれる参加型コンサート』と銘打って開催。

 ライブパートでは、中島みゆきの「時代」とスキマスイッチの「全力少年」を対象曲とし、開催までに楽器演奏やコーラス歌唱の音源を一般募集。それら音源を鳴らす「スピーカーオーケストラ」を通じて、スキマスイッチと“合奏”した。

 「スピーカーオーケストラ」とは、ステージ上に多数のスピーカーを配置し、まるでその場に各種楽器プレイヤーやコーラス隊がいるかのような音像をつくり出すもの。ヤマハの音像制御システム(AFC Image)により、スピーカーの配置法や向きなどまで、楽器の種類やホールの音響特性に合わせて設定される。

 この日は楽器13種類(エレキギター/アコギ/ベース/ドラム/エレクトーン/ピアノ/フルート/サックス/トランペット/クラリネット/トロンボーン/バイオリン/チェロ)、コーラス2種類(男声・女声)からなる“楽団”に、常田のピアノと大橋の歌が重なり、臨場感あふれる壮大なサウンドスケープを作り出した。

 大橋は「すごく気持ちよかったです。たくさんの人の中で歌っているみたい。臨場感が全然違いますね。みなさんと演奏しているようで画期的です」と感動を伝え、常田も「みなさんとこの場でセッションしているようでした」とうれしそうに語った。

 当然ながら現地でのみ体感できるシステムだが、6月に配信予定のアーカイブでは、ヘッドフォンでもこの音響が体験できるようになるという。大橋は「当然ですけど、自分が歌っているのを客席で聞いたことはないんですよ。だからすごく楽しみです」と目を輝かせた。

 コンサートの最後には、再び大橋が「感動しました。普段は演奏を届ける側ですが、こうやって自分たちの曲を弾いていただける、その中で歌えるというのは新鮮ですし、幸せでした」と伝え、常田は「スピーカーを増やせば何十人、何百人もいけるってことですよね?」と切り出して「いつかみなさんの演奏で1万人オーケストラとかもやってみたいですね」と新たな展望も口にする。しかし、大橋から「全部弾いていただくわけですよね?それで僕らはチケット代を取っていいんですか!?(笑)」とツッコミが飛んだ。

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提供:oricon news